アウシュビッツ強制収容所

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人類負の遺産アウシュビッツ強制収容所に行ってきました。唯一の日本人ガイド、中谷さんのガイドツアーに参加しました。

 

以下、その時のメモです。まとまりなく、ただその時、聞いたこと思ったこと書いてあります。自分の記録用です。

 

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働けば自由になれる

自由になった人はいない

 

アウシュビッツ ドイツ語

第二次世界大戦

28建物があり、一部戦時中作られたもの

演奏してるように見せかけた写真を撮った

第3の収容所まであるが、第3収容所今は普通の街

石炭坑、建物建設で働かされてた

韓国徴用工を強制労働と訳されることある、その違いは難しい

 


生還者が描いた絵

 


ホロコースト 第二次世界大戦中のユダヤ人大虐殺 ガス室

収容もされずに殺された人もいる

第二次世界大戦ポーランドで始まり、日本で終わった

ヨーロッパ側の歴史をここで見れる

ユダヤ人 5千年の歴史 キリストもイスラムユダヤ教がなければ始まらなかった

アンネフランク ドイツ人 フランクフルト出身→オランダ→アウシュビッツ アンネの日記 15歳

100万人がガス室

骨を砕いて灰にしていた 記録残らず 難民

シャワー浴びると言って子供とガス室に入った

 


アウシュビッツ博物館200万人訪れる

 

昔は床は木で出来ていた

 


外でシャワー浴びる女性の写真 隠し撮り 性犯罪 死体を焼く、処理するのはユダヤ人にやらせる

ガス室は壊されて証拠隠滅 

裸にしてシャワーだと思わせる、チクロンB(サイクロンB) 15分で殺す 

ドイツ兵の負担を軽減するためにユダヤ人に雑用させてた 害虫駆除と呼ばれ、人が人を害虫を殺すように

 


髪の毛切られ保存

ノーベル賞一番多いドイツがなぜ、こんなことをしたのか

 

 

ここ気持ち悪い、寒気する

 


ユダヤ人持っていたものも全てはく奪 経済悪化をユダヤ人のせいに 没収 金歯や銀歯も抜いていた

世界大恐慌 

アメリカも知っていた、国際社会知ってたのに助けられなかった

900万中600万

難民をどうするか、当時なぜユダヤ人を国際社会が救えなかったのか

ドイツ ベルサイユ条約 多額の借金を抱えていた

ユダヤ人は金儲けがうまい、なぜユダヤ人のイメージが悪いのか

 


没収されたものの中で使えなかったものが残っている

服、メガネ、布、くし、義足義手

食器類は、幼い子に安心させるために持ってきた

銀行預金、家土地奪われる 合法で

 


トランクに住所が書いてある。 ヨーロッパ中から来ていたことが分かる。

顔見てもユダヤ人だとはわからない。フェイクニュース 、人種ないのに。 アンネの日記にも、アンネはドイツ人だと思っていた。ユダヤ人とはわからない。ヒトラーが洗脳してた?日本もドイツと同盟を結んでいたから他人事ではない。

 


子供服、普通に可愛いな。お洒落な靴多いのは大切なものだけ持ってきたから。トランクの荷物は限られている。

 


社会で何か悪いことがあればユダヤ人のせい

 


50人くらい生還者

最初は言葉から ヘイトスピーチ 害虫出て行け

わら→三段ベッド 

収容された人の写真を撮って展示している。

最初ポーランド人を収容。ポーランド人はドイツに反対していた。

強制収容と徴用工の違い。働かせるのが目的か、人種排除が目的か、でも、難しい。

水洗トイレ、文化水準高いのに 使わせなかった 

裕福だったドイツが戦争に負けて、借金抱えて負のスパイラル 

 


ヒトラー をドイツ人はみな支持してたわけではない、33%しか政党の人いなかった。けど、1933年首相になった。民主主義で出来た。1919年日本とポーランド国交結ぶ。1918年第一次世界大戦ポーランドが一番ドイツに反対してた。

 


ポーランドの歴史、日本では触れていない

新渡戸稲造 武士道 人種差別の撤廃を訴えたのに 何故日本はドイツと手を結んでいたのか

コルベ神父

 


民主から独裁社会へ 国民が選んだ政治家が強い法律を作った ワイマール憲法無視した 政治不信 

 


裁判も適当、すぐ殺す

ヒトラーここで初めて肖像画出てきた

ヒトラーは社会を洗脳したわけではない、というヨーロッパの歴史の現在の捉え方、ユダヤ人虐殺はどこから来たのかを考える、ヒトラーだけの責任ではない

生還者はヘイトスピーチから始まったと言う

今日は材料をたくさん収穫して今後の方向性を考えるきっかけにする、それがヨーロッパ式の歴史の捉え方

 


カポ 

食べ物を与えていたのもユダヤ

囚人同士の争いも

『夜と霧』に書いてある

 


日本の価値観と世界の価値観は違う、日本は現代の戦争の歴史についてあまり学ばない

 


死の壁

 


モラルの逆転

ドイツ人に従うのが生き延びるため


コルベ神父 番号16670 身代わりになった

助けられた人が助かった 遠藤周作 女の一生

ローマ法王、今年広島長崎に来るかも

 


止まれ

脱走防止

 


アウシュビッツの所長

妻と子供と家で過ごしていた、普通に。ユダヤ人の罪のない子供、母親とか殺してるのに。監視員もそういう感覚。国家政策のもと、やっただけ。罪悪感なし

 


ユダヤ人は国を持たないから自分が生きて行けないと思ってしまう

民族のトラウマ

座り込んで聞いていたユダヤ

今でもその名残は残っているし、ユダヤ人が背負っているもの

 


ガス室

猛毒ではない 15分かかって死ぬ

焼却炉

 

多民族の共生

徴用工の問題 日本はわからない

戦争は過去のものではない、解決していない


難民について。日本はあまり知らないし、政治家も言わない。

 


人間は近しい人を愛する性がある。でも、遠い人や違う人を排除してはならない。グローバルになると、愛国心が強まる。歴史を知らないと、詰められた時、逆上してしまう。歴史は過去のものではない、何も解決してないし、何が解決というのか、知らないのが罪。隠そうとするのが今の日本の教育。戦争について勉強しない。でも、ヨーロッパとは逆行してる。ドイツはアウシュビッツ博物館にお金を投資して、残そうとして、理解しようとしている。大学の入試も戦争のことしか出ない。そうすると遺族は何も言えなくなる。そうやって解決するのも一つの手ともいえる。正解はないけど。こんなこと言うと日本では反発くらうけど。でも、どんどん日本にも外国人が入ってきて、民族と共生するようになる中で無意識のうちに差別しているときもあるかもしれない。日本の政治は複雑な事情で難しいけど、歴史を知るのは大切。


社会の分断から始まった

ヘイトスピーチから始まった

ホロコーストの歴史は今の社会でも起こりうることから始まった。

 

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中谷さんが、淡々と話す姿勢が印象的でした。

残酷な展示品や写真はたくさん展示してあったけど、思ったより普通な印象。外観は綺麗な煉瓦造りだなぁとも思ってしまった。だから、ここに来てただ写真を見せるだけだと勘違いされやすい。「言葉を付けないと、ただの場所でしかない」と中谷さんはおっしゃっていました。

 

「こんな残虐なことはやめよう、もう二度と繰り返さない」

簡単にそう言うことは出来ますが、歴史は繰り返すのも現実。だから、負の部分にも目を背けず歴史を知るということが大事だと考えさせられた。可哀想、残虐、怒り……。そういう感情だけでなく、何故こんなことが起こったのか、このことにどう向き合っていくかを考えることが今の私たちに重要だと学びました。

 

 

文章にすると、綺麗事でごくごく当たり前のことを書いていますが、自分の目で見て、感じて、自分のこととして考えるきっかけになりました。