ウィーン国立歌劇場のオペラを3€で見た
これまでフランスのオペラ座、イタリアのスカラ座は、外観を見るだけだったけど、本場ウィーンでついに念願のオペラ鑑賞をすることができました!!
でも、オペラ鑑賞って格式高そうだし、何よりチケット代が高すぎる😭💰調べてみると、当日の80分前からのチケット購入で、2~4€で買える立ち見席があるらしい!これ狙いで行きました!!
19:00開演なので、80分前だと17:40、でも余裕を持って17:00くらいには並んでおこ~~って思ったら、17:00前には長蛇の列……。
えっ、めちゃ混んでない??
前に100人くらいは並んでました😂
1時間くらいずーっと並んでたので、その間に演目の予習!!その日のオペラは、
おー!!知ってる!!モーツァルトの有名なやつ~~!!って思ったけど、知ってるのオケの序曲の有名なフレーズのところだけで、内容全然知らなかったわぁってなって、早速ネットで予習!!喜劇で楽しそうだし、観やすそう~~って思いながら順番を待っていました。
やっと来たぜ!!チケット売り場!!
その日や場所によってチケットの値段が変動するらしく、私の席は3€でこの辺り。本当はStehparterreっていう4€の真ん中の席が良かったけど、前に100人もいれば売り切れるよな。仕方ない。
赤丸のところ
うーん。微妙だなぁ。まっ、雰囲気だけでも感じられれば良いかなぁなんて思って、すぐさま席取りをしに劇場の中へ。立ち見は大体の位置だけ決まっていてどこを取るかは早い者勝ち!!1時間前から開場されるため、チケットを買ってすぐに座席確保へ向かいました。なるべく前の真ん中がいいなぁと思いながら。
座席の取り方も独特で、手すりにスカーフとかマフラーを巻いて席を取っておきます。それを知った中馬は並ぶ前にH&Mで9.9€のマフラーを買ってきた!
そこらへんにいる案内係の人に何度も座席の場所を聞き、自分の席のエントランスに着きました!初めにクロークにコートを預けます。そして、いざ座席確保へ!!
なんと、めちゃいいところにスカーフが巻いていない場所があった!!
私が撮った立ち見席では一番良い席だった!!真ん中寄りの角でモニターもある!!
座席からの眺めはこんな感じ。
オケは自分から向かって右側が少し見切れてしまうけど、舞台は全て完璧に見える!(オケも最も右側のチェンバロは背伸びして顔を少し前に出せば見えた、ピアノやってたからマストで見たかった)超良い位置!!
私もスカーフ巻こう!!
他の人は上品なスカーフが多かった😅
そんなこんなで、上演までホールで写真撮ったりそこら辺ぶらぶらして綺麗な建物眺めたりドレスコードした良い席に座っているであろう人たちを眺めたりしていた。開演直前には満員になった。毎日やってるのに、すごいな、この集客力!!笑
そしていよいよ上演開始。
あの、有名な序曲でスタート!!初めてオペラ鑑賞したけど、オケは邪魔せず、上品かつ迫力ある感じだった(上から目線の感想…笑)そして幕が開き劇が始まる。
なんと、座席前のモニター、選択すると日本語訳が出て台詞がその都合日本語で表示されるんです!だから、内容も完璧に分かる!!すごいぞ、日本🇯🇵
やっぱり、フィガロの結婚は楽しくて分かりやすい。初めてがこれで良かったな!恋愛モノでクスッと笑わせるところも多かった!
そして驚いたのは休憩時間
20分くらいしか休憩時間無いのにバーに長蛇の列。まるでパーティかのようにワインやらビールやらカクテルを飲みまくる方々!!
貴族の世界を目の当たりにしているようだった。
そしてベルが鳴って後半へ。立ちっぱなしでめちゃくちゃ疲れていたけど、そんなの吹き飛ばすほどのど迫力。言葉にならない、感動だった。
22:30に公演終了。17:00から何も食べてなくてお腹の空いた私は、オペラより高い4.4€のめちゃくちゃでっかいホットドッグを屋台で買って帰ったのでした。