ウィーン楽友協会でのこと
佐渡裕さんからもらったサイン
握手までしてくれた💕
落ち着け、自分。
興奮冷めやらぬまま書いています。お許しを。
昨日のオペラに引き続き、今日も音楽鑑賞しよーっと思って、ウィーンで有名な楽友協会に行こうと思いました!
楽友協会といえば、
私の大大大好きな「のだめカンタービレ」の映画編の舞台にもなり、千秋先輩も指揮したところ!!
今朝、今日はどんな演目があるかなぁと思い、ホームページを見てみると
あー。やっぱ、ウィーンフィルでは無いんだぁとちょっとガッカリして、まあ、いいや、また立ち見で5€くらいで見てみよっかぁ
と思いながら詳しく見てみると、
Yutaka Sado
の文字が………
ゆたか さど
さど ゆたか
佐渡 裕
!!!!!!!!!!
あの、佐渡裕???
題名の無い音楽会でよく見る、佐渡裕??
調べてみると、トーンキュンストラー管弦楽団は、佐渡裕さんが首席指揮者となっている楽団だった!!えっ、ウィーンで佐渡裕見れるの??と大興奮!!
すぐさまネットでお得意の立ち見席5€をクレジット払い。
ん。もう一つ。聞いたことのある名前があったぞ。
Klavierのところ
Alice Sara Ott
んむむ。
アリス紗良オット??
やば超豪華じゃん!!
楽しみすぎて1時間前に並んで会場入り
またまた立ち見席の一番前の良いところに陣取り、準備万端でした!!
ここで私の話をさせてください!笑
私は幼い頃から、ピアノ、エレクトーンを習い、音楽にはとっても親しんできましたし、私は音楽が大好きです!!ピアノコンクールに向けてめーっちゃ練習してたし、実家には私のためにグランドピアノがあるほどです😅笑 特に、ピアノ曲はクラシックを弾くことが多かったです。地元でピアノのリサイタルがある時やオケの公演がある時は、親に連れられ、よく聴きに行ってた記憶があります。だから、「のだめカンタービレ」もすんごく好きで、サントラCDを何度も聴いていました。高校に入ってからはあまりクラシックに触れる機会はありませんでしたが、クラシック聴くとどこか落ち着きます。
だから、音楽の都ウィーンはすごく楽しみでした!(あんまり下調べしてなかったけど😅)
ウィーンでまさかの知っている日本人2人のオケを聴くとは思いもしなかった。
今も夢か現実かわからない。
で、演奏開始!!
演目は
です。
もう、ここは私の主観で書き進めます。素人の感想です。
まず、音の素晴らしさ。それぞれが楽器そのものの響きをしているのに、喧嘩してなくてちゃんと調和してる。こんな美しく心地の良い音色がこの世に存在しうるのか、驚き、涙が出ました。きっと、弾いている人も会場も素晴らしいんだろうなぁと思いました。
アリス紗良オット。正直、名前だけは知っていたけど、どんな曲が得意かとか、どういう経歴かとかあんまり詳しく知りませんでした。でも、ピアノの音色や舞台での立ち居振る舞いから、天真爛漫で自由な感じが伝わってきた!!粒が揃ってて美しい上に柔らかくて流れるようなピアノの音色でした。
で、指揮者の佐渡裕さん!!題名の無い音楽会でも分かる通り、めちゃくちゃ全身使って指揮する!!あのままだ!!ベテランの貫禄はあるんだけど、全身で表現し、演奏を楽しみ、音を楽しみ、今を楽しんでる様子がめちゃくちゃ伝わってきた。こういう舞台、何度も経験しているんだろうけど、今でも全力で音楽と向き合ってるんだろうなぁって思った!
あと、個人的に思ったのはコンマスの人がめっちゃ身体動かして弾いているのが、私のピアノ弾いてる感じと似ていて勝手にシンパシーを感じてしまった😅(超おこがましいですね!笑)
あとは、やっぱり観ている人はお年寄りが多かった。耳が肥えてそう。でも、静かめに演奏してる時とか、ピチカートの時に咳するのは日本でもウィーンでもあるんだと思った。私はその時は全力で「静まれーーーー」という念力を送ります!!笑笑
最後のマーラーの交響曲は、管楽器や打楽器がこれほど目立つオーケストラの生演奏はなかなか聴いたことがなくて新鮮でした!!この選曲は会場にめちゃくちゃ合ってるなぁって思うほど絶妙な響きでした。
色々書きましたが、もう感無量。
こんな幸せってあるんですね。
親に感謝。小さい頃から好きなことやらせてもらって、ピアノの才能無いの知ってたのにグランドピアノ買ってくれて、コンクール応援してくれて、たくさんコンサート連れてってくれて、CD買ってくれて。だから、今こうして本場の音楽に感動してるんだなぁって思います。今度は私の番ですね。親にこういう本物の芸術をゆったりと座って観てもらえるように、頑張って働こう!!そんなことを思いました。
そして公演後。なんと、佐渡裕さんが出てきてサイン書いてくれてる!私もそこらへんにあったパンフレットに書いてもらって握手してもらった!!
えっ?こんなサービスあり??
「ありがと」って言ってくれて、私も「ありがとうございます」としか言えなかった。てか、5€しか払ってないからね!
なんか、すごくいい気分になったので、トーンキュンストラーと佐渡裕さんのCD買って帰りました。
現実を確かめるために、バーガーキングで夕飯にしましたが、バーガーキングの天井がオシャレすぎました。やっぱり夢なのかもしれません。